自宅でQRコードを作成しコンビニ納付が可能に
確定申告も始まり、申告は終わったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確定申告が終了しても、納税額が発生した場合は納付作業が必要となります。
税務署へ納付をするには、専用の納付書で窓口での納付又は振替納税等の方法があります。
窓口納付であれば、金融機関か税務署、コンビニエンスストアで納付手続きをとる必要があります。
金融機関か税務署の場合、専用の納付書でさらに窓口の時間が限られているため難しい人も多いかと思います。
コンビニエンスストアでの納付については、非常に便利かと思うのですが、専用のバーコード付き納付書である必要があります。
この「バーコード付き納付書」は、これまで税務署からしか入手できませんでした。
しかし、この「バーコード付き納付書」について、来年1月から国税庁サイトの「確定申告書等作成コーナー」等から
QRコードを自ら作成し、このQRコードを使ってコンビニエンスストアで
バーコード付き納付書を出力して納付することが可能となります。
○QRコードを利用したコンビニ納付手続の開始について
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/conveni_qr_nofu/index.htm
QRコードを利用した納付は、バーコード付き納付書を出力するためのQRコードを読み込む機械が必要です。
このQRコードを読み込む機械が設置してあるコンビニエンスストアは、限られています。
具体的には、「Loppi」か「Famiポート」端末設置店舗です。
つまり、ローソン系、ファミリーマート系のコンビニエンスストアということです。
いずれにしろ、専用の納付書を税務署から入手しなくとも自己完結で納付ができる、という利便性はあります。
毎年納税が発生する場合にはお勧めしませんが、単発で納税が発生、かつ、数万円程度の納付金額であれば、
このQRコードを利用したコンビニエンスストアでの納付は便利ではないでしょうか。
(毎年納税が発生する場合は、口座振替の手続きを行われた方が利便性はあるかと思います)
〇申告所得税及び復興特別所得税、消費税及び地方消費税(個人事業者)の振替納税手続による納付
http://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24100020.htm