火災保険の基礎知識3/水災リスクについて

今回は、住宅向け火災保険で補償される水災リスクについて、ご紹介いたします。

水災とは、台風、暴風雨、豪雨などによる洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ、

落石などにより生じた損害のことをいいます。

  1. 洪水     :河川の水が増加し、堤防を越えたり、破ったりすること。
  2. 融雪洪水:河川に残った積雪が溶けて引き起こされる洪水のこと。
  3. 高潮     :台風や発達した低気圧に伴って海水面が異常に高くなる現象のこと。
  4. 土砂崩れ:崖崩れ、地滑り、土石流または山崩れのこと。

近年の異常気象の影響により、水災の事故は増加傾向にあり、

ゲリラ豪雨など突然の水量増加で、行き場を失った下水などが

溢れる都市型の水害も増えています。

◇水災の支払条件

水災によって生じた損害に保険金が支払われるためには、以下の基準を満たす必要があります。

  1. 建物や家財にそれぞれの保険価額の一定割合以上(30%など)の損害が生じた場合
  2. 「床上浸水」または「地盤面から45cmを超える浸水」を被った結果、保険の対象に損害が生じた場合

この損害状況の認定は、保険の対象が建物である場合はその建物ごとに、

家財である場合はこれを収容する建物ごとに、それぞれ行います。

また門、塀、または垣が保険の対象に含まれる場合は、

これらが付属する建物の損害状況によるものとします。
補償される事故の内容は、保険会社や商品によって異なります。

保険の対象、対象になる事故について確認したい方は、火災保険の内容をご確認ください。