生命保険の保険料払込方法(2)

前回は、保険料の払込回数の概要(月払、半年払、年払、全期前納、一時払)について説明しました。

保険料を一度に払込む方法に全期前納と一時払がありますが、全期前納と一時払は何が違うのでしょうか?
今回は全期前納と一時払の違いについてお話します。

全期前納と一時払の違い

◆仕組みの違い

<全期前納>
払込期日が到来していない将来の保険料も含め、まとめて全期間分を支払う方法です。

払込期日が到来するまでは前納保険料として保険会社に積み立てられ、

払込期日が到来すると保険料として充当されます。保険期間中に保険金支払い事由が発生した場合や、

解約により契約が消滅する際は、未経過分の保険料が返金されます。

<一時払>
契約時に全保険期間の保険料を一括で支払います。

保険期間中に保険金支払い事由が発生した場合、支払った保険料は返金されません。

◆生命保険料控除の違い

<全期前納>
前納期間中、その年ごとに保険料として充当された金額が生命保険料控除の対象となります。

<一時払>
保険料を払い込んだ年のみ生命保険料控除の対象となります。

◆その他

一般的には全期前納よりも一時払のほうが保険料払込総額は少なくなる傾向があります。

全期前納と一時払は、まとまった資金が必要となります。

保険料払込総額が少なくなるといった理由だけで全期前納、

一時払を選択すると家計を圧迫することも考えられます。

全期前納、一時払を選択する場合は、家計の状況を把握し、余裕資金で対応しましょう。