生命保険契約を解約する際の注意点(3)

前回は、生命保険契約を解約する際に支払われる、解約返戻金について説明しました。

今回は、保険料の払込が長期的に困難となった場合の対処法として、払済保険、延長(定期)保険、減額について説明します。

保険料の払込が困難という理由で解約を検討されている場合は、下記についても検討してみてください。

◆払済保険

払済保険とは、その時点での解約返戻金をもとに、保険期間をそのままにした保障額の少ない保険(同じ種類の保険または終身保険、養老保険)に変更する方法です。
払済保険に変更した場合、変更した時点から保険料は発生しません。保険金額はもとの契約よりも少なくなり、付加している各種特約は消滅します。


◆延長(定期)保険

延長(定期)保険とは、その時点の解約返戻金をもとに、もとの契約の保険金額と同額の定期保険に変更する方法です。

延長(定期)保険に変更した場合、変更した時点から保険料は発生しません。

保険金額は変わりませんが、もとの保険期間よりも保険期間が短くなります。付加している各種特約は消滅します。


◆保険金額の減額

保険金額を減額することで、減額した保険金額に相当する保険料負担が軽減されます。

減額した場合は、減額した部分の保険金額は解約したものとして取り扱われるため、解約返戻金があれば払い戻されます。

また、付加している特約のみを解約することも可能です。その場合、解約した特約保険料分の保険料負担が軽減されます。